税理士法人 東京/税理士法人 A .I ブレイン
 
税理士法人 A .I ブレイン

代表社員 税理士 大井敏生

税理士法人 A .I ブレインは、新規設立法人の記帳指導、法人税申告書・決算書の作成から相続税対策・相続税申告書作成まで、一生涯のお手伝いをする税理士法人(税理士事務所/会計事務所)です。

◇ 主な業務内容
・法人税務、会計業務
・企業組織再編税制およびM&A
・相続対策、相続税申告
・事業承継対策
 
No.1312  租税滞納状況 2012(平成24)年度
  −滞納残高14年連続減少!(国税庁)−
   

 
◇ この度、国税庁より2012(平成24)年分(平成24年4月〜平成25年3月)の租税滞納状況が公表されました(2013年7月)。租税滞納状況は、次の通りです。

1.新規発生滞納額(※注1)
 2012(平成24)年度の新規発生滞納額は5,935億円で、対前年比 138億円(-2.3%)の減少となっています。これは、もっとも新規発生滞納額の多かった1992(平成4)年度と比較して、31.4%も減少しています。
 新規発生滞納額の内訳は、消費税 3,180億円で、対前年比 40億円(-1.2%)の減少、申告所得税 1,133億円、法人税 686億円、源泉所得税 562億円、相続税 357億円、その他 16億円となっています。

※注1 新規発生滞納額:国税が納期限までに納付されず、督促状が発付されたものの税額。

2.滞納発生割合(※注2)
 2012(平成24)年度の徴収決定額、すなわち、申告等で課税された額は44兆4,507億円で、地方消費税を除く滞納発生割合は1.3%となっています。
2004(平成16)年度から9年連続で2%を下回っており、低い水準を維持しています。

※注2 滞納割合とは:新規発生滞納額÷徴収決定額(申告等で課税された額)。

3.整理済額
 地方消費税を除いた2012(平成24)年度の整理済額は6,850億円で、対前年比 194億円 (+2.9%)の増加となっています。
 整理済額の内訳は、消費税 3,390億円で、対前年比 83億円(+2.5%)の増加、申告所得税 1,359億円、法人税 804億円、源泉所得税 774億円、相続税 506億円、その他 18億円となっています。

4.滞納整理中の額
 地方消費税を除いた2012(平成24)年度の滞納整理中の額は1兆2,702億円で、対前年比 916億円(-6.7%)の減少となっています。これは、1999(平成11)年度から14年連続して減少しており、ピーク時の1998(平成10)年度の約半分(45.1%)になっています。
 滞納整理中の額の内訳は、消費税 3,960億円で、対前年比 209億円(-5.0%)の減少となっており13年連続の減少、申告所得税 3,520億円、源泉所得税 2,402億円、法人税 1,635億円、相続税 1,156億円、その他 28億円となっています。


<2012(平成24)年度 租税滞納状況>
a.前期繰越額
(H23滞納整理中のものの額)
b.新規発生滞納額 c.整理済額 d.次期繰越額
(H24滞納整理中のものの額)
(a+b-c)
全ての税目
13,617億円
5,935億円
6,850億円
12,702億円
対前年比
▲ 4.1%
▲ 2.3%
2.9%
▲ 6.7%
うち消費税
4,169億円
3,180億円
3,390億円
3,960億円
対前年比
▲ 2.0%
▲ 1.2%
2.5%
▲ 5.0%
 

 
税理士法人A.Iブレイン お問い合わせ−新規会社設立、法人税申告書・決算書作成から資産税・相続税対策、相続税申告書・遺言書の作成、事業承継対策まで、皆さまの不安や疑問にお答えします。お気軽にお問い合わせ下さい。
 
 
close
Copyright A.I Brain Tax Accountant Office. All Rights Reserved.
税理士法人A.Iブレイン(旧税理士法人アクティブイノベーション)は、新規会社設立、法人税申告書・決算書作成から資産税・相続税対策、相続税申告書・遺言書の作成、事業承継対策まで、お客様の身近なブレインとして生涯サポートする税理士法人(税理士事務所・会計事務所)です!